【ウエディングSTORY】親友へ
大好きな友達が結婚する。
相手はとっても優しそうな人と聞いている。
結婚式の日程が決まった。
私は一番に報告を受け、案内状も直接受け取った。
彼女はとても幸せそうで、キラキラしていて
なんだか少し遠くに行った気さえしてしまった。
そして、
「ブライズメイドをやってほしい」
と彼女からお願いされた。
何をするのか全然知らなかったが、
彼女のお願いならと、引き受けることになった。
結婚式当日。
花嫁姿の私の親友はとてもきれいで
一層輝いているその姿に思わず見とれてしまう。
私にも、彼女のドレスと似た色合いのロングドレスと
ブーケを用意してくれていて、一緒に写真を撮る。
彼も話に聞いたとおりとっても優しそう。
誰よりも先に紹介してもらい、すごく嬉しかった。
ブライズメイドは挙式中もブーケを持ったり、
ドレスを直したり今日一日彼女をサポートする役だと聞いた。
途中でよく前が見えないときもあったけど
一番近くでずっと見守ることができて、
本当に幸せだったよ。
私の泣き顔、ビデオに残っていないといいなぁ。
そんなことを思いながら彼女の結婚式の写真を見返す。
ずっと応援しているよ、素敵な彼と末永くお幸せに。
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