【レストランウエディング】ある一日

【レストランウエディング】ある一日

 

コーディネート|ジャルダンドゥボヌール

 

春の風を感じて少し歩いてみる

この季節だから太陽が気持ちいい

コートを手にし坂道をのぼると、 一筋の汗がほほをつたう

一番近いバス停では降りずに

少し歩こうと言って急にバスを降りたのは

この清々しい気持ちを感じさせたかったからなのだろうか。。。

お昼に来るのははじめてだ。

友人の結婚式で一度、そのあとディナーに一度。

二人の共通の趣味と言ってもいいかもしれない。

美味しい料理とお酒。

実は坂をのぼりながらわくわくしていた

心地よい汗と 喉の渇き  この天気

間違いなく シャンパンだ。

店に入るとなじみのギャルソンが声をかけてくれる

歩いて来た旨を伝えると

ニヤリと笑い シャンパンを手に戻ってきた。

そして、グラスに注いでくれる。

はやる気持ちを抑えその様子をみやる

泡立ちがおさまると同時にグラスを持つ

と、同時に『まだ、飲まないでくださいね』とギャルソンが言う

『いや、無理です』と心の中で返す。

すると、ギャルソンが  『せっかくの良いお天気、ぜひテラスで飲んでみませんか?』

僕は外国人でもないし、感情を表にだすようなタイプでもないので

自分でも驚いたのだが不意に出た言葉が  『わーお』笑

今思い出しても恥ずかしいのだがそれだけ嬉しかったのだろう。

もちろんそのあとのシャンパンの味は言うまでもない。

どうだろう、たまには歩いてお昼からシャンパンを楽しむ

街の喧騒を忘れゆっくりと流れる時を愉しむ

そういう大人の楽しみができる場所

レストラン ジャルダン ドゥ ボヌール

 

 

 

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