夢のような思い出
毎年この季節になると
ジャルダン・ドゥ・ボヌールで過ごした あの夢のような時間を思い出す
私たちにとってかけがえのない人々が
私たちのために集まってくれる
「おめでとう」「お幸せに」「素敵、お似合い」
沢山の祝福や励ましの言葉をかけてもらい 嬉しい気持ちになった
そして 忘れもしない、本当に夢なのではないかと思った彼からのサプライズ
「サプライズ」なんて苦手なのに、私の好きな花束と素敵なお手紙をくれた
あれから2年・・・本当に夢を見てたみたい。
彼は結婚式の日付なんて覚えているタイプではないので
ひとり、2年も前のことを思いだして余韻に浸っていた
「なに、にやにやしてるの?」
不意に話しかけてきた彼に驚き、返事をしようと急いで彼へ振り向いたとき
そこには見覚えのある花束と、見慣れた笑顔があった