大切な人
お母さんとは
家族でもあり そしてまるで友人でもある
昔から何でも 相談にのってくれたり 一緒に買い物に行ったりしていた
そんな母は 私が結婚することを一番に喜んでくれた
迎えた当日
挙式の前に 控室に母が訪れた
ヘアメイクの支度をおえた私に
最後の支度の仕上げとして ベールダウンをしてくれた
突然泣き出した母。
どうしたの?と声を掛けると
「あなたの小さな頃を思い出して・・・
幼稚園に行く前に良く 髪を結んであげていたな と思って」
涙で目がかすんで 見えない私を
母は強く抱きしめてくれた