キャンドルナイト
結婚が決まり
初めて地元に彼を連れてきた
新千歳に降りたとき
なんかいつもの帰省とは違う気持ち
彼をつれていったのは
小樽の雪明かりの道
学生の頃には当たり前だった風景
その景色がとても特別に見えた
とても寒かったのに
どこか暖かい
ふたりの思い出の道になった
そんな道をふたりの結婚式でも
創りたい
そう思って結婚式の場所は
冬のガーデンを選んだ
ふたりの新しい一歩を始める道
ゲストのみんなが灯してくれたそのキャンドルの道は
私たちのこれからも見守ってくれる
そんな気がした