【ウエディングSTORY】お父さんお母さんへ
お父さん、お母さんへ
私はお父さんに似たのかいつも頑固で素直じゃない、子だったかもしれませんね。
似てる分たくさん反発もしました。
だけど知ってます 喧嘩した次の日かならず
「あいつの好きなようにやらせてやれ」とお母さんに言っていたことを。
いつも私を信じて背中を押してくれていたことを・・・
お母さん、いつも自分より家族を優先し支えてくれたことを私はよく知ってます。
「お母さんは何の取り柄もないから」と お母さんは笑いながら話していたけど
どんなに仕事で遅くなっても帰ってきたら温かいごはんが用意されていて
自分より人を大切に想い 愛情を注げることは何にもかえがたい 立派な取り柄です。
こんなに幸せな場所で育ったことにとても感謝してます。
29年間、ありがとう…
素直じゃない私はどうしても照れくさくて 会場の外でこの手紙を読むことにした。
この手紙を読み終えたタイミングで
父と母が 昔よく二人で聴いたねと話してた曲のイントロが流れる
そう、これがパーティのスタートシーン。
誰よりも感謝するお父さんとお母さんに気持ちを伝えてから始めたかった
ウェディングパーティ。
私は 大きなプレゼントを抱えて入場する。
お父さん、お母さん
たくさんの幸せを与えてくれてありがとう。