【結婚式の物語】ある朝のこと

【結婚式の物語】ある朝のこと

 

始めは夏の時期に結婚式をする予定だった
ガーデンを使ってBBQとか
外で行う開放的な挙式に憧れていた彼女

でも、決まった日程は 冬
「なんで冬にしたの?」と、彼女に尋ねると

「あなたの親族や友人は本州から来るでしょう?」
北海道の雪をぜひ見て欲しくって!」と笑顔で話す

あんなに夏時期で色々考えていたのに
自分のために..と何だか嬉しいような申し訳ないような
気持ちになった

けれど
「あとね、私達が付き合ったのは冬でしょう?
結婚式の日と同じ時期にしたら ずっとこの先も
最初の気持ちを忘れないかなって。」
と、少し照れながら話す彼女

その言葉を聞いて
この人と結婚できて本当に良かったと思った
自分自身よりも相手のことを思いやる優しい彼女
結婚式はそんな彼女が輝く主役の日
そんな一日を待ち遠しく思う

そして、朝早く始まった式当日
外は真っ白な雪景色が広がっていた

準備の時間はあっという間に過ぎ
タキシード姿で待ち合わせの場所へ向かう

扉を開けるとガラスに映る雪景色
ドレス姿の彼女がいた
「付き合った時もこんな朝だったね。」

雪の輝きに負けないぐらいキレイだった彼女を見て
出会った時の衝撃を思い出す
口下手な僕は上手く言えなかったけれど
「改めて また今日からよろしく」

冬の朝、雪景色を見ながら
この人をずっと幸せにしようと誓った

 

冬の花嫁様|ジャルダンドゥボヌール

 

 

 

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