2023.06
Kenta & Nao
カテゴリー
ガーデン挙式
夏の結婚式
キーワード
アットホーム
オリジナルウエディング
※新郎新婦のおふたりにお話を伺いました。
学生時代とある演劇グループの作品に出演したことをきっかけに出会ったことから、テーマは「演劇」に。タイトルとしてはふたりの名前から『おいけっこんしき』と名づけ、字面も柔らかく興味をそそるようなテーマになりました。
「舞台裏」をテーマにした階段下スペースです。脚立や照明、暗幕や衣装かけ、知り合いの劇場からお借りした箱馬などでつくりました。
私のざっくりしたラフイメージから、素晴らしいディスプレイを組んでいただき、装花・美術スタッフの皆様のお仕事にとても感激しました。
ペーパーアイテム類を自作したのもこだわったポイントです。
結婚式タイトルのロゴから始まり、開場中に読んでいただく用に作ったパンフレット(プロフィールブック)や、オリジナルの結婚証明書作成スペースも気に入っています。
前撮りの段階からある程度コンセプトを決めて準備をスタートしたことで、招待状やウェルカムボードを公演のポスター風にしたり、ゲストカードをチケットにして半券をちぎれるようにしたりと楽しいことを色々できました。
ふたりの結婚式をうまく想像できないまま、式場見学をしていた私たち。
ジャルダンドゥボヌールに初めて訪れて、柔らかな陽のはいる庭の雰囲気に惹かれたのと、オリジナルな挙式をつくっていただける式場は他にない、ということでその日のうちに決意しました。
「演劇」というテーマはすぐ決まったのですが、二人とも照れ屋で見栄っ張りだったため「あんまりベタな演出は恥ずかしい」や「でも決めるところはしっかり決めたい」など難しい要望ばかりだったかと思います。
しかし担当プランナーの瀧さん・岩崎さんは、本当に絶妙な加減で演出や構成にテーマを落とし込んでくれて、最初に企画書をご提案いただいた際は、すぐコメントができないくらい感服しました。劇中劇の入れ子構造の設定も、好きだと伝えてないはずなの汲み取っていただいていて驚きました。
また、私たちがやりたいと持ってきたものも、いつも深く理解してくださって、更にそれ以上のものに展開・昇華させてくれる魔法のような準備期間でした。
当日も、スタッフの皆さんの細やかなサービスのおかげで、ゲストの方々にも大いに楽しい時間を過ごしていただけて嬉しかったです。
特に印象に残っているのが、ラストシーンのサプライズ。シーンの進行アイテムとして使っていた台本に、ゲストからの寄せ書きを式中こっそり集めてくださっていて、プレゼントいただきました。ゲスト全員を登場人物として作り上げる舞台、というテーマを最後まで貫いた、感動の大団円でした。
一生に一度の、最も輝かしい日となりました。ジャルダンドゥボヌールの結婚式は本当に最高です。
いつでも振り返って笑顔になれるような、褪せることのない素敵な思い出をありがとうございました。
想い=おふたりならではの『演劇』というキーワードには個人的に『創りあげる』という印象があり、参列してくださったゲストの皆様も劇中の登場人物として会場全員で『創りあげる』という事に重きをおいてパーティーの進行を考えました。
ウエディングプランナー 瀧 侑里